いよいよ、松匠の庭が完成です。


自宅の座敷からの眺め 南側から高さ4mからの構図
この庭の導線を考えるにあたって、普通であれば、門を入って玄関までと導くのですが
あえて、門を入ってすぐのところからの出入りを可能にしました。
これによって、お客様も住む側も、庭をあらゆる角度から楽しめるのです。
座敷からの眺めで、非常に近い位置にモミジを配し、
その先に雪見灯ろうを据えることで遠近感を感じて頂けるように工夫をしています。

松と灯ろう
この灯ろうには、「天保十五年辰七月」と記されており、これが本物なら、
西暦1844年ですから167年前に造られたものとなります。
このように時代を取り入れることで、庭に風情、重みをもたらしてくれるのが
日本庭園の醍醐味ではないでしょうか。
株式会社 松匠 岩崎