ひと通り説明を終えて
最初は考えながら、徐々に思い出したように、自然に手が動き出しました。
体が覚えているのですね。
それは去年は5月下旬、今年は6月26日、作業日が一カ月も違うのですね。
この一カ月で松の枝は成長し、太くなるのです。よって切る枝も微妙に変わってきます。
このように同じ松で講習をすることで、松の変化を感じ取ることができます。
7月を過ぎて行いますと、松の生育に影響が出る可能性があります。
もともと京都の植木屋さんで修業をされ、今では大阪でお仕事をされています。
松の剪定は京都風の自然な感じで風にそよぐといった仕上げです。
しかし、大阪のお客様は盆栽風の仕上げを好まれる方が多いのです。
この方はお客様のニーズにあった仕事を提供しようという思いで参加されました。
頭が下がる思いです。
プロですから速さは要求されます。正確に透かせているか、きれいに見えるかですね。
お互い向上しましょう。
ありがとうございました。
主婦の方、どなたでもご参加ください。お待ちしております。