2013年02月19日

松に教えられたこと

二年前に庭の改修をしたきっかけは主木である出雲の松がマツクイムシの被害にあったことです。
この時の管理状況は6月の半ばにみどり摘みをし、その後薬剤散布を1回した後、1ヶ月で枯死に至りました。これで大丈夫というおごりがそうさせたのでしょう。
やはり薬剤散布の時期と回数を誤ったことが原因でした。その後真っ赤になった枝を伐採し、1月に根を撤去した、すでに幹にも根にもマツクイムシの幼虫が大量に見られた。

これがきっかけとなり、松のメカニズム、樹木全体の最新情報を改めて勉強しようという気になったのです。

行動をしているうちに、素晴らしい樹木医さんに出会い、今も、新しい情報を得ながら樹勢回復や土壌改良を習得中です

このかたに松匠さんが松保護士の資格を持ってないのはおかしいと勧められ、松保護士の取得に至りました。
posted by 親方 at 15:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 樹勢回復 | 更新情報をチェックする

人間も植物も根っこが大切です。2年でここまで回復

今日はクロマツの樹勢回復の話をします。
前回の松匠の松と同時期(2年前)に調子が悪くなり枝枯れが発症した事例です。

5月の下旬くらいにみどり摘みをし、薬剤散布等はお施主様が年に数回されていました。
マツクイムシじゃないかと心配されていましたが確認に伺うとそうでもなく、害虫の食害もあまりみられません。
ただ上部はから葉は黄化して枯れこんできている状態です。

こういう場合は根に原因があり、根の周りを掘り起し調査をした結果、
近くに大きなモチノキとマキノキ(写真の背景)があり、その根がかなり松の根鉢まで侵入している状態です。(根の勢いは前者の方が強い)

また、植栽地の築山はリュウノヒゲでデザインされており根鉢を覆われることを
松は極力嫌います。これらの作用が主な原因と推測しました。

「さあどうしようか」ということで樹木医の方の相談し、樹木炭と菌根菌を使った治療方法を採用しました。

まず、根鉢のまわりを4か所 幅400×300 深さ300の穴を掘り、根の周囲には菌根菌資材を施用し
その周りには発根促進資材及びクロマツ専用の樹木炭を施用したのち、ヨウリンを少量与え、
上部は現況土、リュノヒゲを復旧し完了です。


施業時その1.jpg    

 
    施業前  

1年目その1.jpg     2年目その1.jpg     

        一年後                  二年後
   

根を更新しただけでこれだけ表情が変わるものですね。


DSC00954.JPG

  
   樹木炭と菌根菌

根っこがしっかりするということは病気や害虫を寄せ付けない体になる、
私も根っこがしっかりするように、改良を加えていきます。。
posted by 親方 at 14:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 樹勢回復 | 更新情報をチェックする
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